地震国である日本。地震に遭うリスクは避けて通れません。だからこそ、地震対策の知識は非常に大切です。住友ゴム独自の制震技術の結晶「高減衰ゴム」で、MIRAIEは建物の揺れ幅を14回の加振に耐える制震性能を実現します。

これからの地震対策は耐震だけではなく「制震」という技術。「MIRAIE」は地震エネルギーを吸収するシステムです。建物の揺れが抑えられるため、構造躯体へのダメージが軽減されます。

2018年1月京都大学防災研究所での「MIRAIE」を使用した実大実験の結果、安全限界96.1mmと言われる揺れ幅を大きく下回り最大95％低減。

エネルギー吸収材に使われる「高減衰ゴム」は、ほとんど弾みません。これは運動エネルギーを熱に変えて吸収・発散するためです。90年間メンテナンス不要なので、手間もかからず、エネルギー吸収材に最適な素材です。

内臓されている高減衰ゴムは促進劣化試験により、90年経過しても性能がほとんど変わらず効果を発揮することを確認しています。部品の交換や点検などメンテナンスの必要もありませんので、MIRAIEを一度設置すればお子様やお孫様の代まで安心が続きます。

ダンパーの設置数の多い従来の制震住宅を、1階のみ4カ所で実現しました。設置個所が少なく施工も簡単、で導入可能です。

住友ゴムのダンロップは、100年以上にわたり日本でタイヤを製造・販売し、その長い歴史はお客様との厚い信頼関係を築いてきた証です。

「MIRAIE」よりも素早く、簡単に取り付けが可能な新築住宅向けに開発された「MAMORY」。内部の特殊高減衰ゴムが地震の振動エネルギーを熱に変換して吸収し、建物の変形を抑えます。

2017年2月、京都大学防災研究所の実大実験で、MAMORYを搭載した耐震等級3相当の2階建て住宅が、熊本地震の前震・本震級の揺れに2度耐え、倒壊しないことを実証しました。

内蔵されている高減衰ゴムは、60年経過しても性能がほとんど変わらず、効果を発揮することを確認しています。また、部品の交換や点検など、メンテナンスも必要ありません。

構造用面材および筋交いと併設できるため、住宅のデザインや間取りなど、設計の自由度を損なうことなく設置できます。新築住宅にはもちろん、リフォームでも使用が可能です。